【事例紹介】安いWEBカメラと古いPCで簡易防犯システムを製作した事例(その1)

今回は私がヒアリングした事例を紹介したいと思います。
この事例は残念ながら、解決には至っていませんが、防犯システムを自作しようとした点で、なかなかいい事例だと思いますので紹介いたします。

1.盗難状況

 (1)A社ではここのところ社員のロッカーでの盗難が続いている
 (2)たいてい盗まれるのは金銭。時には煙草も盗まれる
 (3)小額効果(10円以下)は盗まれない
 (4)夜勤などで出入りがあり、どの時間帯に盗難が発生しているか微妙
 (5)週末に盗まれる傾向にある
 (6)現在のところ、数十万円超の被害が出ている
 (7)ロッカー室は薄暗い環境である
 (8)ロッカールームがWifiを使えない環境

ここでポイントなのは、夜勤がある職場ということです。
夜勤がある職場、ほぼ24時間人の出入りがあるので、盗まれやすい時間帯が特定しにくく、対策が打ちにくい傾向にあります。また、夜間の暗い中での盗難は発覚しづらく、なかなか対策が難しいと言えます。
また、Wifiが使えない環境なので、遠隔監視するタイプの市販の防犯カメラが使えない環境です。なので、監視カメラを設置するにしても、カメラ本体もしくはその他の記録媒体に録画しなければなりません。しかしながら、このような置き方であれば、盗難者に防犯カメラの設置に気づかれてしまえばカメラを壊されたり、カメラ事自体を盗まれてしまう可能性があります。

なかなか対策が打ちづらそうですね・・・。



2.自作した簡易訪販システムについて

Bさんは、以下のように考えました。

 (1)防犯カメラで証拠をつかみたい
 (2)設置録画型の定点カメラを設置する
 (3)カメラの存在に気づかれないようにする
 (4)カメラに気づかれても被害が少ないように安いシステムを構築する。

その結果、構築したシステムは以下の通りです。
10年前の古いノートパソコンに、安いWEBカメラ(SKYPE用)を接続。
ノートPCのハードディスクに録画する。
カメラとPCの存在に気づかれないようにうまく隠す。

さて、結果はどうなったでしょうか・・・・?

3.結果と反省

(1)無事、24時間を超える監視に成功した。
(2)監視中に盗難も発生!
 ・・・・ただし・・・・、

安いカメラとPCのため、

(1)画像が荒い
(2)薄暗い時間帯に怪しい人影が見えるが、何をしているか、
  誰なのか特定できない。赤外線カメラが必要か。
(3)カメラが設置していある方向ではないか箇所で盗難が発生。
  決定的な場面を抑えられなかった。

うーーーん。残念な結果です。

やっぱりこのケースを反省すると、夜間対応の赤外線カメラを複数台設置することが重要であることがわかります。そう考えるとやはり、月額0円のセキュリティーシステムMivatecなどが役に立ちそうですね・・・。

逆に思ったのが、比較的、照明が明るい環境であれば、自作のこんな簡単なシステムでも対応可能なケースがあるかもしれません。職場の環境や、勤務体系に応じて防犯カメラを選定するのがよさそうですね。

その2へつづきます。

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